刑事事件で「弁護士をつけるメリット」について弁護士がご説明します。刑事事件の無料相談についても案内中です。
Q 刑事弁護人、刑事弁護士とは何ですか?
Q 刑事事件で弁護士をつけるメリットを教えてください。
まず、弁護士をつければ、その活動によって、刑事処分が軽くなる可能性が高まります。捜査段階であれば、示談が成立することで、不起訴処分になり前科がつかないことも多いです。また、弁護士が捜査機関に対し、証拠が不十分であることを主張・指摘することで、不起訴処分を得られるケースもあります。
さらに、刑事裁判においては、弁護士が裁判官に対し、被告人に有利な事情を説明することで、刑罰が軽くなるケースがあります。刑事裁判はすべて証拠にもとづいて判断が下されるため、弁護士が被告人に有利な証拠を整理し、これらを裁判所に提出することで有利な結果を導きます。
Q 逮捕されているケースで、刑事弁護士をつけるメリットは何ですか?
弁護士による抗議や不服申立てが認められれば、当初の予定よりも早く釈放されることになります。当初は10日間の勾留が決定されたものの、不服申立てにより、勾留の決定が撤回されたというケースも多いです。
留置場から釈放された後は、そのまま自宅に帰ることが可能です。通勤や通学も大丈夫なので、日常生活で支障をきたすこともありません。
Q 被害者がいるケースで、刑事弁護士をつけるメリットは何ですか?
刑事事件の場合は、被害者の連絡先が分からない、または被害者が連絡に出てくれないというケースが多くあります。このような場合でも、弁護士が間に入れば、捜査機関から被害者の連絡先を入手できたり、弁護士から連絡をして被害者が連絡に出てくれるケースも多いです。
被害者側の心情としても、「加害者本人とは連絡も取りたくないが、弁護士が間に入るのであれば話し合ってもよい」という人が多いからです。
また、法律の専門家である弁護士が示談の話し合いを進めれば、示談の条件を工夫することで、ご依頼者に有利な内容の示談を成立させることができます。たとえば、守秘義務に関する条項を工夫することで、事件に関連する情報の外部流出を阻止したりすることが可能です。